こて隊レポートvol.3「下町芸術大学:戦後の神戸都市史から見る新長田のまち」
下町芸術祭を様々なシーンで支えている「こて隊」
このシリーズでは、こて隊の広報チームによるイベントレポートを掲載していきます。
今回、レポートを書いてくれたのは、神戸ソーシャルキャンパスなど様々に活躍している柴田英里さん。ぜひご覧ください。
【習俗とアート夜話 ~新長田アジア論~6 講師:矢内原美邦さん】に参加してきました!
会場のミャンマーカレーTeTe さんもいい雰囲気で、店主の奥さんと旦那さんとの馴れ初め や、このお店を始めたキッカケなどを冒頭にお話しいただき、和やかなムードでトークイベ ントが始まりました。
今回は、振付家・演出家・劇作家として名を馳せておられる矢内原美邦さんに、アジアの舞 台芸術についてお話しいただきました。
矢内原さんは幼い頃、外に出るのが億劫で、庭が好きで、1 対 1 で庭の草花と言葉にならない言葉で話していたそうです。
そうすると、すごい内側と、すごい外側はいつか繋がっていると気づいたといいます。

国内で友達ができなくて も、外(海外)に出ると不思議と似た人や分かり合える人がいるそうです。矢内原さんが東南 アジアをまわって思ったことは、出会いというのは一期一会だということ、現地で会って舞 台を一緒にしても、その舞台が終わると、もう一生会わないかもしれないということ、自分 を押し付けることや、自国を押し付けることはダメだということです。
シンガポール、マレ ーシア、タイ、ベトナム、インドネシアのすべて文化が違います。その文化を理解することが、物事が円滑に進む鍵であることを知りました。アジアをまわって、毎回異なるメンバー とつくり上げていく舞台で、そういうことを続けるパワーを内に秘めている矢内原さんは すごいなと思いました。
下町芸術祭では、矢内原さんのパフォーマンスもみることができるとのことで、今からわくわくしています。下町芸術祭の開催まで 1 か月を切りましたが、皆さまも是非、下町芸術祭に足を運んでみてくださいね♪