
こて隊レポートvol.3「下町芸術大学:戦後の神戸都市史から見る新長田のまち」
下町芸術祭を様々なシーンで支えている「こて隊」 このシリーズでは、こて隊の広報チームによるイベントレポートを掲載していきます。 今回、レポートを書いてくれたのは、神戸ソーシャルキャンパスなど様々に活躍している柴田英里さん。ぜひご覧ください。 【習俗とアート夜話 ~新長田アジア論~6 講師:矢内原美邦さん】に参加してきました! 会場のミャンマーカレーTeTe さんもいい雰囲気で、店主の奥さんと旦那さんとの馴れ初め や、このお店を始めたキッカケなどを冒頭にお話しいただき、和やかなムードでトークイベ ントが始まりました。 今回は、振付家・演出家・劇作家として名を馳せておられる矢内原美邦さんに、アジアの舞 台芸術についてお話しいただきました。 矢内原さんは幼い頃、外に出るのが億劫で、庭が好きで、1 対 1 で庭の草花と言葉にならない言葉で話していたそうです。 そうすると、すごい内側と、すごい外側はいつか繋がっていると気づいたといいます。 国内で友達ができなくて も、外(海外)に出ると不思議と似た人や分かり合

こて隊レポートvol.2「下町芸術大学:戦後の神戸都市史から見る新長田のまち」
下町芸術祭を様々なシーンで支えている「こて隊」 このシリーズでは、こて隊の広報チームによるイベントレポートを掲載していきます。 今回、レポートを書いてくれたのは、神戸ソーシャルキャンパスなど様々に活躍している柴田英里さん。ぜひご覧ください。 習俗とアート夜話-新長田アジア学-⑤「戦後の神戸都市史から見る新長田のまち」 (講師:村上しほり氏・神戸大学、スペースビジョン研究所)に参加してきました! ありがたいことに、教室の椅子と机が足りなくなるくらいの多くの方々にお越しいただきました。1945年の戦災から1995年の震災と、ちょうど50年後に大きなことが起きた神戸。歴史をたどりながら、戦前から震災前後の神戸全体のまちをみた後、新長田のまちの話へと移りました。 お話の最後には、高度経済成長のいま、いっそう多様化する〈場所の意味〉について言及されていました。SNSで行かなくてもわかる場所の意味や、簡単に人と人とが繋がる時代に、その場所に行く意味を見出すことができるかどうか。 場所の経緯を答えられることが地域の強みになることも言われていました。いいまちにな

こて隊レポートvol.1「下町芸術大学:瀬戸内経済文化圏プレトーク」
下町芸術祭を様々なシーンで支えている「こて隊」 このシリーズでは、こて隊の広報チームによるイベントレポートを掲載していきます。 今回、レポートを書いてくれたのは、神戸ソーシャルキャンパスなど様々に活躍している柴田英里さん。ぜひご覧ください。 地方都市での活動を見つめ直す-瀬戸内経済文化圏プレトーク-に参加してきました! 瀬戸内芸術祭を通して、まちの動きが活発になってきたことを言われていました。 そこで、神戸は東京をみる必要はあるのか? 瀬戸内のほうをみれば面白いのではないか?というトークからスタートしました。 愛媛県であれば、「道後オンセナート」という道後温泉をアートで楽しくする取り組みや、広島の尾道であれば、「ディスカバーリンクせとうち」という古き良きものと現代とを融合したおもしろい取り組みがされている紹介がありました。 (左からgrafの服部さん、神戸市のクリエイティブディレクターの山阪さん、天宅さん) 暮らしに格納される文化や経済を、生活に根差したものにしていき、瀬戸内の活動で、神戸市が瀬戸内を向いてデザイン都市になるという夢も語られていま

習俗とアート夜話ーレポート「新長田におけるベトナム人コミュニティの暮らしのかたち」
習俗とアート夜話 新長田アジア論①「新長田の移民の歴史と子ども達の未来」が終わりました。ご来場くださいました方々どうもありがとうございました。多様なルーツをもつ住民を引き付ける長田の街の歴史。そして移民の子ども達の教育現場の“現在”をお伺いしました。移民の子どもたちがひらく学校空間は、異なりや多様さを相対的に捉える力を養う場として育まれるのだというお話が印象的でした。下町芸術祭のメインテーマである「境界の民」。学校のなかにある様々な境界を混ぜこぜにすることによる可能性を多いにみることができました。次回は、習俗とアート夜話 新長田アジア論②「新長田におけるベトナム人コミュニティの暮らしのかたち」です。どうぞご期待ください! #REPORT #NEWS

習俗とアート夜話ーレポート「在日コリアンの歴史・現在・未来」
習俗とアート夜話〜新長田アジア論〜の4コマ目「在日コリアンの歴史・現在・未来」が終了いたしました。 冒頭は非常に貴重な映像の投影から始まりました。
1995年の長田マダンの記録映像です。
亡くなられた方々を弔い、音楽や芸能で人々をつないでいく様子が克明に映し出されていました。
その後、キムシニョンさんの経験を通して生みだされて来た数々のプロジェクトについてお伺いし、昔のコリアンの家族写真や結婚式の写真など、貴重な写真を存分に、それらの背景・歴史についての注釈を聞きながら見ることのできた時間でした。どうもありがとうございました。 #REPORT #NEWS

「アートの見かた超入門」第2弾レポート
「アートの見かた超入門」第2弾やったよ☆(残すところあと8/27のみ) 本日は、親子参加がたくさん!子どもならではのGOODな解釈も飛び交いました!
実は毎回、参加者の皆さんに、普段生活して美しいと思える「日常のアート」について聞いたりしてます。それが結構面白く、
・冷蔵庫で固まったにこごり とか
・コーヒーゼリーを崩してフレッシュと混ざり合う瞬間 とか
・排水口にながれる水をずっと見てる とか
それぞれ面白い視点してますねー。
また、それに対し、排水口なら「黒い水の渦」の作品を作ったアニッシュ・カプーアがオススメですよ。とか、講師から、その人の趣味にあったアートのオススメをしたりもしています。 今回も、小学生の子が
「新品の色鉛筆を開けたときの色の並び」といったときには、まわりから「おおー!」の声が。
漁師の尻池さんは「漁に出たときの暗闇から朝焼けにかわる瞬間が宇宙空間に明かりが差すようできれい」と、講師からは「カラー・フィールドペインティング」をオススメされてました。 おそらく体験でしか得られないこの感覚、残すところあと1回、

「アートの見かた超入門」第1弾レポート
「アートの見かた超入門」第1弾終了!(8/20,27もやります) ▼気になる絵を選ぶ
▼どこに惹かれたか謎解きをする
▼作者や背景を知る
この一連のワークを地元在住アートディレクター小國陽佑さんと地元在住美術講師・画家の中元俊介さんによるサポートで演習しました。まわりは初心者だけの安全な場で、タテマエなど一旦忘れ、ピュアな気持ちで、それぞれのお気に入りの絵画をダシに語り合うと、いつの間にか湯水のようにいろいろな解釈が飛び交うように。「みんなの話を聞いてるとどの絵も好きに思えてきた」と、作品の良さをそれぞれに伝え合うきっかけになり、もはや初心者とは言えなくなったかもしれません。 そして、終了後は近所のディープ下町市場「丸五市場」へ突入し、しっかり下町の嗜みも学習しました。 おそらく体験でしか得られないこの感覚、まだまだチャンスはあります。あと2回、同じ内容の講座が8/20(日)10:00-@ふたば学舎、そして8/2713:00-@駒ヶ林会館にて開催。気になる方はのぞいてみてください! #NEWS #REPORT

習俗とアート夜話ーレポート「横浜のマルチエスニックタウン<いちょう団地>の事例から」
いちょう団地における地道な試みについてじっくりお伺いしました。現場で居続ける・見続ける・関わり続けることでしか生まれない言葉の重み、企画の数々に、息をのむ時間でした。
全てのプログラムに立ち会うため、いちょう団地の外に出る機会があまりないとおっしゃっていた早川さん。貴重な来神でした。いちょう団地と新長田とで交換!?プログラムが出来ると、面白いかもと勝手に夢想いたしました。
本日の講義は、「アートの見かた」超入門の第1回目です。飛び込み参加OKです。どうぞお気軽にお越し下さい!! #REPORT #NEWS

習俗とアート夜話ーレポート「新長田におけるベトナム人コミュニティの暮らしのかたち」
「新長田におけるベトナム人コミュニティの暮らしのかたち」は予想を越えた多くの方々にご来場頂きました。どうもありがとうございました。トークの冒頭、長年ベトナム人の生活や言語のサポートを行ってこれらた北山夏季さんから、日本人からではなくベトナム人からの視点でベトナム人を語ることが今回は大事だと思ったとお話されてからスタートしました。新長田在住3年目のニューカマーのファンさんから見たベトナム人の暮らしについて、言語、仕事、宗教、生活習慣、文化からの角度から捉えたレクチャーでした。結婚式、お葬式のお話も貴重なトピックス、そしてベトナム人間で世代を越えた交流・支援の形が生まれようとしている動きがあるという最新の情報まで、充実の2時間でした。次回は、横浜のマルチエスニックタウンいちょう団地のお話をお伺いします。ご期待ください! #REPORT #NEWS