
こて隊レポートvol.2「下町芸術大学:戦後の神戸都市史から見る新長田のまち」
下町芸術祭を様々なシーンで支えている「こて隊」 このシリーズでは、こて隊の広報チームによるイベントレポートを掲載していきます。 今回、レポートを書いてくれたのは、神戸ソーシャルキャンパスなど様々に活躍している柴田英里さん。ぜひご覧ください。 習俗とアート夜話-新長田アジア学-⑤「戦後の神戸都市史から見る新長田のまち」 (講師:村上しほり氏・神戸大学、スペースビジョン研究所)に参加してきました! ありがたいことに、教室の椅子と机が足りなくなるくらいの多くの方々にお越しいただきました。1945年の戦災から1995年の震災と、ちょうど50年後に大きなことが起きた神戸。歴史をたどりながら、戦前から震災前後の神戸全体のまちをみた後、新長田のまちの話へと移りました。 お話の最後には、高度経済成長のいま、いっそう多様化する〈場所の意味〉について言及されていました。SNSで行かなくてもわかる場所の意味や、簡単に人と人とが繋がる時代に、その場所に行く意味を見出すことができるかどうか。 場所の経緯を答えられることが地域の強みになることも言われていました。いいまちにな

こて隊レポートvol.1「下町芸術大学:瀬戸内経済文化圏プレトーク」
下町芸術祭を様々なシーンで支えている「こて隊」 このシリーズでは、こて隊の広報チームによるイベントレポートを掲載していきます。 今回、レポートを書いてくれたのは、神戸ソーシャルキャンパスなど様々に活躍している柴田英里さん。ぜひご覧ください。 地方都市での活動を見つめ直す-瀬戸内経済文化圏プレトーク-に参加してきました! 瀬戸内芸術祭を通して、まちの動きが活発になってきたことを言われていました。 そこで、神戸は東京をみる必要はあるのか? 瀬戸内のほうをみれば面白いのではないか?というトークからスタートしました。 愛媛県であれば、「道後オンセナート」という道後温泉をアートで楽しくする取り組みや、広島の尾道であれば、「ディスカバーリンクせとうち」という古き良きものと現代とを融合したおもしろい取り組みがされている紹介がありました。 (左からgrafの服部さん、神戸市のクリエイティブディレクターの山阪さん、天宅さん) 暮らしに格納される文化や経済を、生活に根差したものにしていき、瀬戸内の活動で、神戸市が瀬戸内を向いてデザイン都市になるという夢も語られていま