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2017.08.04 start!!

「下町芸術祭2017」をたのしく予習する講座プログラムとして、「下町芸術大学」を開学します。この秋開催する下町芸術祭を余すことなく楽しみたい人、神戸の下町、長田の歴史や文化を知りたい人、アートの楽しみ方を知りたい人に最適。めくるめく下町アートの世界はここから始まります。

PROGRAM

地元アーティストが教える

​「アートの見方」超入門編

下町観察力向上演習

​駒ヶ林ワンダーマッピング

アートと町並みを楽しむ

​下町バックヤードツアー

地方都市での活動を見つめ直す

​瀬戸内経済文化圏プレトーク

ディレクター:服部滋樹

新長田をもっと深く知りたい!

​習俗とアート夜話 -新長田アジア学-

ディレクター:横堀ふみ

「アートは難しそう」「どうやって見たらいいの?」そんな疑問に地元アーティストがやさしく教える超入門講座です。

「まわりは全員初心者!」という安全な空間で、初心者代表のゲストとともにアートの自由な鑑賞のしかたを学びます。 対象は初心者(自称)のみです。

講師:小國陽佑(下町芸術祭 総合ディレクター)

講師:中元俊介(エコールKOBE美術講師・画家)

コーディネーター:角野史和(下町芸術大学 ディレクター)

 

8月18日(金)18:30−20:30

場所:はっぴーの家ろっけん(長田区二葉町1-1)

※終了後、懇親会を予定しています。(会費1,000円程度)

8月20日(日)10:00−12:00

場所:ふたば学舎2-8号室(長田区二葉町7丁目1-18)

※小中高校生にオススメです。(保護者参加可能)

8月27日(日)13:00−15:00

場所:駒ヶ林会館(長田区南駒栄町1-75)

※各回とも受講料無料

地元アーティストが教える

​「アートの見方」超入門編

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アンカー 1

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下町観察力向上演習

​駒ヶ林ワンダーマッピング

ワンダーマッピングとは、参加者が地域に眠っているワンダースポットを探し出す、新感覚のまち歩きのこと!

みんなで歩いて観察力を磨きあげ、下町を隅から隅まで知りつくします。

 

コーディネーター:

前畑温子(産業遺産写真家)

前畑洋平(内閣府地域活性化伝道師)

9月17日(日)13:00−17:00

場所:角野邸(長田区駒ヶ林町2丁目4-1)

定員:30名 受講費:500円(要予約)

アンカー 2

アートと町並みを楽しむ

​下町バックヤードツアー

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アンカー 3

ふつうは目にすることが出来ないアートイベントの制作現場、つまり裏側を下町芸術祭ディレクターの解説付きで巡るツアーです。さらにその道中では駒ヶ林をしりつくした案内人による下町裏側ガイドも行います。作品のコンセプトや町の歴史など、アートと町のことを同時に学べます。

 

コーディネーター:小國陽佑、角野史和

 

10月29日(日)13:00−16:00

場所:角野邸(長田区駒ヶ林町2丁目4-1)

定員:20名 受講費:500円(お土産付き)

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地方都市での活動を見つめ直す

​瀬戸内経済文化圏プレトーク

ディレクター:服部滋樹

アンカー 4

近年、瀬戸内海各地で積極的に、地域の資源や魅力を見つめ直し、再構築していくプロジェクトが実施されています。その中で、瀬戸内海各地のクリエイターやアーティストによる協働が生まれています。このような動きを顕在化することでより活発な活動につながっていくと考え、瀬戸内経済文化圏OPEN SUMMITを開催します。今回はプレトークとして、当プログラムのディレクター、服部滋樹氏と神戸市のクリエイティブディレクターの山阪佳彦氏による対談から、現在の瀬戸内の動きやクリエイティブシーンについて伺います。

 

ディレクター:服部滋樹(graf 代表)

ゲスト:山阪佳彦(神戸市 クリエイティブ ディレクター)

 

9月2日(土)17:00−19:00

場所:ヨンバンカンニカイ(長田区久保町6-1-1 2F)

定員:40名 受講費:無料

主催:株式会社くにづか、新長田アートコモンズ実行委員会

アンカー 5

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新長田をもっと深く知りたい!

​習俗とアート夜話 -新長田アジア学-

ディレクター:横堀ふみ

多文化共生から下町の都市形成、アジア芸術の現在進行形まで、<多民族国家(マルチ・エスニック・タウン)新長田>を軸にして、深く掘り下げてみる勉強会形式の講座です。新長田に流れる複数の歴史の縦糸と、ここからアジアの様々な地域へと繋がる横糸とを手繰り寄せながら、あらたな新長田の現在地を紡ぎだします。

受講料:各回とも500円(1ドリンク付き)

主催:NPO法人DANCE BOX

   アジア女性舞台芸術会議実行委員会(6と8のみ)

共催:新長田アートコモンズ実行委員会

助成:平成29年度文化庁劇場音楽堂等活性化事業

[公益財団法人セゾン文化財団、国際交流基金アジアセンター(6と8のみ)]

  5-1   

新長田における

移民の歴史と

子どもたちの未来

講師:落合知子(神戸大学国際人間科学部 准教授)

多民族国家(マルチ・エスニック・タウン)新長田の歴史について紐解きます。移民を切り口にした地域の歴史から現在の外国につながる子どもたちへの教育を通じて、未来を見渡すことのできるようなお話をお伺いします。

8月4日(金)19:00−21:00

長田教坊(長田区二葉町2-4-4)

落合知子

筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了後,青年海外協力隊員、NGO職員としてアフリカ・アジアの教育支援活動に従事する。その後神戸大学大学院国際協力研究科に入学し、神戸市長田をフィールドに外国につながる子どもたちによる表現活動やアイデンティティ形成、母語学習に関する研究と活動に携わり,博士号を取得。現在、現職を務める傍ら、一般社団法人コリア教育文化センター専門委員、神戸市内のS小学校ベトナム語母語教室の運営支援にあたっている。

  5-3   

横浜の

マルチエスニックタウン

<いちょう団地>の事例から

講師:早川秀樹(多文化まちづくり工房 代表)

神奈川県最大の県営住宅いちょう団地には約3割の在日外国人が居住している。いちょう団地での活動を基軸に、様々なルーツをもつ人々がともに楽しく暮らせる「まち」をつくることを目的とした多文化まちづくり工房の多様な試みをお伺いします。

8月17日(木)19:00−21:00

r3(長田区庄田町3丁目5-10)

  5-5   

戦後の神戸都市史から見る

新長田のまち

講師:村上しほり(神戸大学 研究員)

都市史・都市計画史の視点から、神戸・長田というまちの近現代のあゆみについてお伺いします。戦災復興やGHQ占領の影響を受けて揺れ動いた神戸の都市空間を、そこに暮らした人びとの経験から読み解いていきます。

9月14日(木)19:00−21:00

ふたば学舎2-5(長田区二葉町7丁目1-18)

村上しほり

1987年生まれ。神戸大学発達科学部人間表現学科卒業。同大学院人間発達環境学研究科修了。博士(学術)。都市史。 第二次世界大戦後の都市の社会・空間構造について、戦災とGHQ占領に着目して研究。 共著に『神戸スタディーズ#4 "KOBE"を解す』『KOBE・三宮物語』『盛り場はヤミ市から生まれた・増補版』ほか。

  5-7   

宮澤賢治と

農民芸術概論

講師:大島丈志(文教大学 准教授)

1926年に宮澤賢治がまとめた「農民芸術概論」。その中の一文「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」に触れた方は多いのではないでしょうか。当時の時代の状況、賢治の他の作品と交えながら、その意図したところ、賢治の理想を読み解いていきます。

10月21日(土)14:00−16:00

​※会場が以下に変更になりました

NPO法人DANCE BOX ロビー

(長田区久保町6-1-1 アスタくにづか4番館4階)

大島丈志

1973年東京都生まれ。千葉大学大学院博士課程修了。博士(文学)。文教大学准教授。専攻、日本近代文学。著書に『宮沢賢治の農業と文学』(蒼丘書林・2014 年宮沢賢治賞奨励賞)、共編著に『絵本で読みとく宮沢賢治』(水声社)、『絵本ものがたりFIND』(朝倉書店)、共著に『東北学08』(はる書房)など。

  5-2   

新長田における

ベトナム人コミュニティの

暮らしのかたち

講師:
北山夏季(ベトナム語教員)

ファン・チョン・クォン(漁師/音響エンジニア)

神戸市で最もベトナム人が多く住む長田。長い年月を新長田にて生活しているコミュニティ、ニューカマー、留学生とさまざまな層が居住しています。彼らの生活の営みを通して見える暮らしのかたちを軸にしながら、日本で生活すること、新長田で生活することについて探ります。

8月8日(火)19:00−21:00

カフェナドゥリ(長田区若松町3-1-1 1F)

北山夏季

大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程単位取得退学。専門はベトナム語学、ベトナム語教育。学生時代に研究のため長田区内にあるベトナム人支援NGOでスタッフをしながらフィールドワークを開始。その後市立小学校でベトナム籍児童の母語支援員を務めるなど、長田区に通い続けて10年余り、ベトナム人コミュニティーに関わり続けた。現在は東京の私立高校でベトナム語を教えている。

ファン・チョン・クォン

ハノイ映画演劇大学卒業。役者を経て国立青年劇場の音響スタッフを務める。2015年、結婚を機に新長田に移住。現在は長田港から出航する漁師を務める。一児の父。

  5-4   

在日コリアンの

歴史・現在・未来

講師:金信鏞((一社)神戸コリア教育文化センター 代表理事)

新長田における在日コリアンの歴史を紐解きながら、現在、そして未来への展望についてお伺いします。また、在日コリアンの昔の家族・生活写真を通して見える在日コリアンの暮らしの姿にも触れたいと思います。

8月19日(土)19:00−21:00

カフェナドゥリ(長田区若松町3-1-1 1F)

金信鏞(キム シニョン)

一般社団法人神戸コリア教育文化センター代表理事。在日コリアン2世。長年、公立学校に通う在日コリアンの子どもたちの教育課題に取り組む一方、近年は在日コリアン家族・生活写真展の開催や長田在日大学を運営し、次世代につないでいく活動とともに、コミュニティカフェを開き、交流拠点作りを進めている。

  5-6   

アジアの舞台芸術、

最新事情!

講師:矢内原美邦(ニブロール 主宰)

2015年度に文化庁文化交流使として、シンガポール・マレーシア・韓国・タイ・ミャンマー・ベトナム・インドネシア・フィリピンへ訪問した経験を通して、現在のアジアの舞台芸術の最新状況をお伺いします。

9月29日(金)19:00−21:00

ミャンマーカレーtete(長田区二葉町3-11-5)

矢内原美邦

1997年パフォーミング・アーツカンパニー「ニブロール」を結成、代表兼振付家としての活動を始める。日常的な身振りをベースに現代の東京の空気をドライに提示する独自の振付で、国内外のフェスティバルや劇場などに招聘される。2005年演劇作品に取り組みミクニヤナイハラプロジェクトを始動、劇作・演出を手がける。第56回岸田國士戯曲賞受賞。プロダクションIG製作アニメーション『ホッタラケの島』佐藤信介監督、『ピンクとグレー』行定勲監督の振付を担当する。日本ダンスフォーラム大賞、横浜市文化芸術奨励賞受賞。近畿大学舞台芸術学科准教授。

  5-8   

海・鐵道・雪・

東京・アジアでの

演劇作品の上演から

講師:羊屋白玉(指輪ホテル 芸術監督)

瀬戸内国際芸術祭、中房総国際芸術祭、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ、札幌国際芸術祭等で、地域の文脈と独自の表現とを絶妙に結びつけている数々の演劇作品の事例紹介を軸にして、同時にそれらの作品創作を支えた言葉の数々をお伺いします。

10月21日(土)17:00−19:00

​※会場が以下に変更になりました

NPO法人DANCE BOX ロビー

(長田区久保町6-1-1 アスタくにづか4番館4階)

羊屋白玉

「指輪ホテル」芸術監督。劇作家、演出家、俳優。主な作品は、2001年同時多発テロの最中ニューヨークと東京をブロードバンドで繋ぎ、同時上演した「Long Distance Love」。2006年、北米ヨーロッパをツアーした「Candies」他。舞台作品以外の活動は、2013年よりアジアの女性舞台芸術家たちとのコレクティブを目指す亜女会(アジア女性舞台芸術会議)を設立。

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